空っぽの薬 〜 空ね喰らいね 〜

 

ばくら ばくらら 

波打つ リズム 

 

ぐるぐるぐると 

巡る 血潮よ

 

あれや これやに 

ざわつく 胸も

 

脳の しもべの 

健気な はからい 

 

まさに ほらほら 

始まりました 

 

苛立つ 我が身を 

実況せよ!

 

 

 

やっかいですね 

過剰反応 

 

放置したまま oh… 

そりゃ損 こりゃ損

 

 

猛毒情報 

とりま 断食じゃ 

 

我が身を守れ oh…

シャットアウトじゃ!  

 

六根清浄

見ざる 聴かざる

 

六根清浄 oh… 

嗅がず 味わわず

 

六根清浄

触れず 惑わず 

 

フルテンだよ目盛り(メモリー)

ゼロにして(チャラにして)

空っぽに しちゃえば 

 

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

空(くう)喰う(くう)

 

ないものねだる? 

クレクレクレと 

 

際限なしの oh… 

終わらぬ 病

 

空ね 喰らいねぇ 

めでたい 風味の 

 

それが唯一の oh… 

処方箋じゃなー

 

空っぽに 

満たされたら 

 

それは 止むじゃろ 

一度 お試しあれ

 

六根清浄… 

 

 

ううーーん 

すっきりぃ…

 


<六根清浄>

人間に備わった六根を清らかにすること。

眼根(視覚)耳根(聴覚)鼻根(嗅覚)

舌根(味覚)身根(触覚)意根(意識)

執着を断ち、心を清らかな状態にするため、

不浄なものを見ない、聞かない、嗅がない、味わわない

触れない、感じないために俗世との接触を断つことが

行われた。戦前までは富士登山の掛け声だったとか。

落語の「大山詣り」にも出てきます☆