旅と少年シリーズ☆

※この詩の下に「旅と少年」の物語を掲載しています。

※最下部に、曲の解説&玄奘三蔵法師の情報も貼っています※

古い 巻き絵に  描かれていた  夢の都へ 続く  手がかり 風に とばされ  どこへ 消えたの? 砂丘の 彼方  なにも 見えない だけど 向かうさ  導く ものが  なにも なくても 一番星が 夜を連れて  お伽噺を ささやき出す この空 満天に  ah~ 飢えた 毒牙を  むき出す おまえは いまじゃ 気のいい  旅の 道づれ 砂丘の 海は ...

蝶よ 花よと  浮かれて 愉しめや 浮き沈む世は  うたかたの まぼろし 月宴 すぎれば  ゆめの ひとあわ 百年 たてば  すべては 様変わり もとより この世は  旅路の ひとコマ とどまる水は 腐る  と いいながら 住み慣れれば 都で  はなれがたく 宝物は いつも 胸ポケットに 持ち歩いていても  失くしたりする もとより この世の ...

※最下部に、この曲の動画を貼っています※

見も知らぬ街の  夕暮れに 遭った 名もない花は  迷いを 知らず 心地よい風に  身をまかせ 揺れる                    うたがうことを  なにも知らない 戻る道は 灰色の海  私だけの 旅路の終わりに 喧噪の街をはなれた  あの日が 昨日のようで 昔のような 巡り歩いてきた  一期一会が せつなく残る ひとたび ゆえか...