吹き荒れる 砂よ
照り返す 陽射しよ
永遠に 続く
営みの なかを
家路へと 向かう
坂道で 出逢った女は
黒い ベールに
身を 包み
すぎる すぎる
摩天楼 には
琥珀色の 光が灯り
さあ 着いたよ
ベールを 脱いで
女だけの
愉しい 宴を
はじめよう
格子の 窓から
通りの 男たちを
のぞく hum…
おまえの 一番
気に入りの あの男は
となり街の娘と
契りを
交わした そうな
lalala…
さあ 着いたら
ベールを お脱ぎ
歌い 踊れ
心ゆくまで 愉しめよ
吹き荒れる 砂と
照り返す 陽射しが
永遠に 続く
営みの なか
招くように
そびえ立つ
摩天楼
白き 夢に
酔いしれる都