うたげの 道は
幾千里
ゆらり ゆられて
幾千里
紅を さし
おまえが 旅立つ
朝が きた
気のいい衆が
連れてゆく
通り道に
花を 散らせ
連れだって
祝っておくれよ
踊り 明かしてくれ
今宵の はなむけに
タクラマカラタン
タクラマカラタン
離れた 里の
恋しさに
嫁ぎ支度を
紐解いた
ひとみから
あふれる 涙を
酒にして 歌えよ
今宵の はなむけに
タクラマカラタン
タクラマカラタン
金·銀·銅は
持たされぬ
せめて
孔雀色に 織った
鮮やかな 布を
身に 纏い
踊り明かしてくれ
今宵の ふるまいに
タクラマカラタン
タクラマカラタン