撫子のような 乙女よ
ぼくは となりの街まで
探しものに 出かける
日暮れるまでに 戻るよ
となりの街は 祭りだ
色とりどりに 着飾る
乙女たちは 華やぎ
囃子が せかす 広場へ
探しものは もう見つけた
帰り支度の 店先
人の波に まかれて
気づけば 花の広場へ
ウカレ気分の ファンファーレ
背中を 押され 見渡せば
すまし顔の 乙女が
視線を絡め はなさない
ひまわりのような 娘は
とまどう ぼくに ささやく
若いときは 短い
踊りましょうよ
手をとり hey!
日暮れる までに
さよなら
馬車を 走らせ
帰ろう
甘い 罪の香りは
夜風に さらし
消しましょう