残したい☆和の伝統

くず あ・くーずー くーず くーず くず〜 クズは クズでも 紙の クズ 江戸の 街では  貴重品 繁盛したのは  紙屑屋 今で言うとこの  古紙回収 ンハッ ンハッ ンハッ ンハッ ンハッ ンハッ ンハッ ンハッ くず あ・くーずー くーず くーず くず〜 クズは クズでも ヒトの クズ 道楽が すぎた 若旦さん 奉公先が 紙屑屋 紙の 仕分けが〜...

まちのはずれの 祠には  風にたなびく 紙垂と紙垂 雷さまを 模したよな  連なる白の けがれなさ やがて 年の瀬 近づけば  うちも神棚 紙垂づくり    思いめぐらす 去年(こぞ)今年  あけゆく年を 迎えます ここで…  紙垂のはじまり 読みまする 八百萬の神 集ひて  下枝(しづえ)に  白丹寸手(しらにきて)  青丹寸手(あをにきて)を  取り垂でて...

わたしは  草津の 青い花   たくさん 摘んで  くだしゃんせ 花びら つまんで  またひとつ   なんども なんども  したたらせ 土佐の国 から  運ばれて きた  あなたの なかへ  染みこんで わたしも これから  旅を する あなたは すてきな  土佐のひと  なないろ 染め紙  七変化 うわさは  草津(ここ)まで  届いたわ ...

淡い 白雪  灰の そら  庭に わが身に  舞い 落つる なんの 因果さ  今生は… −−−−−−−−−−−−−−− きのふの 花は  今日の 夢  今は わが身に  つまされて 義理 といふ字は  是非もなや  勤め する身の  儘 ならず この 苦しみに  引きかへて  …(新内節より引用) −−−−−−−−−−−−−−−         ...

お江戸 よきくに  よき 時代  めぐる 循環  むだも なき あんたがた どこへ  ゆきなさる 蒼い眼の旦さん  ブロンドの姐さん じゃぽねすくな  雅を みてたもれ 西洋 かぶれた  のちの 世は おのが わびさび  むだに して あんたがた どこへ  ゆきなさる 捨て鉢の 兄さん  仕組まれた お嬢さん 先人たちの 小粋を  見てたもれ