朝な朝なに

 

 

ながい ながい 石段を

 

ひとつ ひとつ ふみしめて

 

 

かよいつめた 歳月の 

 

永き みじかき

 

 

 

あめの あめの 奥の院

 

先立つひと やすらか か

 

 

ながらえてる 身を詫びて

 

朝な 朝な に

 

 

 

迎えられる その日まで

 

かよいつめた 歳月に

 

 

この身 すべて 清められ

 

ゆめに 旅立つ